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東京本社

大企業の7割が東京に本社を置いていると言う。
日清食品もこの度東京に本社を移したことが話題になっている。

大阪は今、橋下知事が元気を取り戻そうと躍起だがその矢先のことである。
経済界での大阪の地盤沈下が言われて久しいが、それを如実に現しているのが大企業の本社の東京移転である。

この流れは一向に止まらない。
なぜ、東京に移転するのか?
情報が早いなどとよく言われるが本当にそうであろうか?

大市場の東京、関東圏と言う市場の大きさなどから、
国内の営業対象としてはその直ぐ近くに本拠を置きたいというのはよく解る。
然し本社機能とは直接関係はない。
情報も、昨今のインターネットの発達状況から言えばどこにいても大丈夫である。


アメリカのニューヨークでの本社集中度は30%であるという。
それに対して、東京の70は突出しており日本独特のものである。

従って、東京に本社が集中する理由もホンネのところは、情報などではなくて日本的な理由が多いのではないかと思っている。
例えば

1.大企業の本社は『みんな』東京である。大企業=東京本社である。日本独特の横並び思想である。

2.役所の許認可や役所との関係で、東京は便利である。中央の役所の課長に会うのも民間のそこそこの役職が必要である。日本の事業展開ではお役所のウエイトは結構高い。

3.業界の会議、会合が常に東京で開かれる。業界の付き合いも日本独特だが、この付き合いの仕方が如何にも日本的である。一つのことを決めるのに下から順番に会議を重ね、最後トップの会議では議論なくシャンシャン会議。結構手間が掛かり回数も多い。

と言うような極めて日本的なことが、ホントの理由ではないだろうか?


トヨタは東京本社もあるが、豊田市に本社機能を持っているようだ。
世界に事業を展開するとき、東京の比重はそんなに大きくないと言うのがその理由のようである。

何となく、解る気がする。


川崎重工業は、東京と神戸に本社がある。中心は東京である。
殆どの事業が国内重点なのでその理由はよく理解できる。

然し、二輪事業の本拠地は明石である。

事業の展開がアメリカを中心とした世界にあり、国内は重点市場ではあるが比重は低い。今まで一度も事業の本拠を東京に置こうとしたこともないし、今後もその必要は皆無だと思う。

ただ問題は、ホンダ、ヤマハ、スズキのライバルたちがちゃんと本社機能を持っているのに対し、
カワサキは事業部としての本部機能は持っているが、本社機能は持っていない。
と言うのが言い過ぎならば、非常に希薄であると言っておこう。

それが事業運営にいろいろと問題になっていることに気づいていない面がある。
どうしても技術系の人が多く、事務屋もそんな点を配慮しないからかも知れぬ。
最近、またバイク関係の人たちとのお付き合いが増えて、そんな点を指摘されることが多い。
つい2,3日前もある方から、これに類する問題の指摘をされた。

現役の頃、生産企画部をつくり、企画部と分離したのは、企画部は本社機能のみに集中すべきと思ったからである。企画部の中に関連事業部も法務班も組織した。ライバルたちの本社機能に及ばずながら対抗しようと思ったのである。

明石の工場問題は重要だが、本社の機能でないことは間違いない。
日常業務の多い工場のことがどうしても優先処理される体制からは本社機能などは決して育たないのである。


本社が東京に集中することと同時に、本社機能とは一体何なのか?
本社機能はなくても事業は展開できるのか?
一見出来ているように見えているが、『一流になるために』本社機能は、『機能として必要』MUST条件と思っている。

本社の東京移転が話題になったので、ずっと思っているこんな話をOBの一人として伝えておきたいと思ったのである。
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