新常用漢字試案固まると言う見出しで、追加される191文字が載っている。
29年ぶりの改定だと言うが、そもそも『常用漢字』とは何か?
そんなことは、今まで一切アタマになかったので、まず調べてみた。
『常用漢字とは
常用漢字とは、昭和56年10月1日に内閣告示第1号をもって示された「常用漢字表」に掲載されている漢字を指します。
常用漢字表は、一般社会における漢字使用の目安であって、個々人の漢字の使用を制限するものではありません。
しかしながら、義務教育課程で学習する漢字が、ほぼ常用漢字に限られることを考えると、不特定多数の人を対象にした情報は、常用漢字の範囲内で記述されることが望ましいでしょう。
インターネットのコンテンツも、読んでもらうために発信するのであれば、特段の意図がない限り、常用漢字表を基準とするのがよいと思われます。 』
と出ていた。
ところが、こんな普通によく使う字が入っていないようである。
「誰(だれ)」 文部科学省の国語世論調査により96.6%が日常で用いると答えた漢字である。
「頃(ころ)」 同調査により、誰と並んで高率を記録した漢字である。
今回、追加された文字の中でも、
『嵐、椅、唄,、岡、俺、鹿、奈ーーー』など、なぜ入っていなかったのか不思議に思うものが沢山ある。
大体なぜ、こんなことを決めねばならぬのだろう。
そもそもの、考え方がよく理解できない。
大学入試などには、常用漢字以外ばかりの難しい文字が並ぶに違いない。
最近は、日記以外に字を書くことが少なくなったが、
パソコンで文章を書いていると、とても自分では覚えていない難しい漢字がいとも簡単に出てくるのである。
読めるけど、書けないというのは普通のことである。
こんなネット社会になったのだから、書けるという基準よりは、読めると言う基準で、むしろ漢字の数を増やしてはと思ったりする。
言語ですので、使用するしないの主導権は、法律や権威よりも、使用するそれぞれの人が握っています。が、最近ではコンピュータが実質の主導権を握っている様ですよ。
常用漢字表や人名漢字表などよりも、JIS規格に載ってるか否か、すなわちパソコンで打てるかどうかの方が、我々の生活に及ぼされる影響は大きいと思います。
常用漢字が減っても、たぶん誰も困りませんが、JIS漢字表の文字が減れば困る人は多いでしょう。
省庁のからみが大きいのでしょうけど、もはや、漢字に関していえば、JIS規格の方で議論した方が実情に沿うと思いますよ。